酒もタバコもメルカリもやらない

日記や音楽の話など

【雑記】最近の暮らし20230130

・今年に入ってから、イオンモールのフードコートで仕事をするのにハマっている。家でも職場でもない心地の良い場所…そう、The 3rd Placeってやつだ。仕事に熱中する時もあれば、仕事をしていると見せかけてAmazonの欲しいものリストにあれこれ詰め込む作業に没頭することもある。ネット回線はマクドナルドのWi-FiイオンモールWi-Fiもあって困らない。イオンモールは仕事も食事も買い物もできて最高だ。一日中いられる。

しかし、先日見知らぬおばあちゃんが話しかけてきて「今からこのカップラーメンを食べるんだけど、胃が悪くて全部食べられないから半分食べてくれないか?」と頼まれて、失礼ながら(えっ誰?怖っ…俺今マックのLLセット食ってるの見えない?てか初対面からいきなりカップラーメンシェアとか無理でしょ?)と思って断ってしまって心が痛んだので、ちょっとしばらく行かないようにしようかなと思ってる。

 

・小さい頃は野良犬をちらほら見かけて追いかけられた(嫌な)思い出もあるけど、いつの間にか見かけなくなったなって思った。今よりも田舎に暮らしていたから野良犬に寛容な土地だったのか、時代が変わったのか、ちょっと気になった。野良猫はたくさん見るなとも思ったが、見かける猫は全部野良じゃなくて飼われてる猫なのかもしれない。

 

・最近友人知人の配信活動を気にかけていて、楽しそうでいいなーと思っている。自分も、何か面白いことをしたいなって気持ちは常にあるんだけどなかなか行動に移せない。20代の頃は今よりもギラギラしてて能動的だったから、今の自分みたいな人間を「消費することしかできない無能な人間」みたいに言って見下してたな。そこまで言わなくても…。

ここ数年熱心に演奏活動をしている割に全然発信ができていないのがもったいない気がしているから、もっとインターネットでもギタリストアピールをしていきたいなとは思っている。

【雑記】ざっくり2022年12月〜2023年1月

■すっかり更新しなくなってしまったこのブログ。この結果は想定していたが、そうならないように努めようとは思っていたので無念である。
なにごとにも熱し易く冷め易い性格であることを自覚しているので、極力平熱で取り組んで継続することを重要視したものの、やはり張り切って息切れしてしまった。今年はもっと雑にブログと向き合いたい。

 

■12月〜1月は特に仕事が忙しかった。昨年末にいろんな仕事が舞い込んできて、どれもスケジュールがタイトだったため、大晦日も正月も関係なく稼働した。仕事がたくさんあるのはありがたいが、結構精神的に追い込まれた。
2020年にフリーランスになってから今夏で3年目。久々に目一杯忙しくなったけど、思えば去年一昨年はコロナで暇だったよな。正月ボケならぬコロナボケかな・・と。これを書いている今は少し落ち着いている。

「THE FIRST SLAM  DUNK」を観て久々に"感動"した。そういやここ数年感動してなかったなって思い知らされた。
そんなに原作に思い入れはないので、作品の力に圧倒されたんだなって思う。アニメで描かれるスポーツに実際のスポーツのような熱狂を覚えたのは初めての体験かもしれない。実際のスポーツ以上に劇的なもんだから、目が離せなかったし、演出に呼吸が乱れるくらい心を揺さぶられた。
良い作品に触れたらもっとたくさんの良い作品に出会いたくなって、最近アニメや映像作品を日常的に観るようになった。
積極的に感動を求めて行動していかないと、気づけば何にも感動せずに数年過ごしていたりするわけで、それは危険だなーと思った。

 

■ゲーム熱も若干高め。2Dアクションゲーム「Hollow Knight」がめちゃくちゃ面白かった。難しいけど、アクション苦手な自分でも頑張ればクリアできる絶妙なレベル設定。アナログ風なタッチのグラフィックと音楽が素敵なダークファンタジー。辛口で人を選ぶかもしれないけど、オススメしたい。
あとは全然上手くならない「APEX LEGENDS」に時間を溶かしまくっている。お金こそかからないが、「次は勝てるんじゃないか・・?」と引き際を決められずにダラダラ続けてしまうのはギャンブル依存のようなものなんだろうなと思う。ほどほどにしたい。。ただ、若者との会話のネタになる数少ない趣味という点で悪くないとも思っている。

■2月はマネージャー業で東名阪ツアーがあったり船旅案件があったりと、いっぱい興行の稼働があってあちこち飛び回る予定。
3月にはアメリカ(テキサス州)に行くかもしれない。こっちは演奏業。現状未確定だけど、刺激を受けに行けたらいいな。

 

書き始めると他にも色々あるけど、また気分が乗ったら書こうかな。

 

ナ〆ナナメ

【読書】本を読まない人が読んだ本 1

生涯の平均で見ると年に1冊も本を読んでないんじゃないか?ってくらい読書が苦手な私。

 

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※今読んでいる短編小説集「TVピープル」(村上春樹)

 

「野菜も食べなきゃ・・」と似たような感覚で「本読まなきゃ・・」というプレッシャーがいつも心のどこかにかかっているせいで苦手と言ってるだけで、たまに読んでみたら楽しいしためになるし暇潰せるし決して嫌いというわけではないが、いかんせん数百ページを何日もかけて少しずつ継続して読み進め続けるということが難しい。

毎日目先のタスクや興味関心にフラフラと流されて時間を消費してしまうと、つい読書のことは忘れてしまったり後回しにしてしまってやがて置き去りになって読み終えることができない。かと言って日々のルーチンとして組み込むほど優先順位(興味・関心度)が高くない。このように読書に対して過去に何度も挫折を繰り返しているため負の印象を拭えず、苦手と言わざるを得ない。

そんな私だが最近長風呂するための娯楽が欲しくなったので、読んでいない本を入浴がてら読んだら一石二鳥だなと思って埃を被った本を風呂場に持ち込み始めた。するとなかなか悪くないペースで読書の習慣がついてきた。

 

というわけで、「読書苦手な私が風呂で読んだら意外と読めました」という日記としてここで終わりにしてもいいくらいだが、一応読んだ本と読んで思ったことを記しておこうと思う。ほぼ内容にも触れていないのでレビューなんて大層なものではなく、ちょっとした内向きな感想である。
※もっと軽いノリの予定だったのに、長くなってしまった。

 

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「コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術」阿部広太郎

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2020年3月〜4月ころに本屋で見かけてサッと手に取った広告にまつわるビジネス本。

当時、2月に勤めていた会社を辞めた直後にコロナが大流行してしまって転職活動がイマイチやりづらい時に、単純に暇だったという理由と、書籍(楽譜・教則本方面)の編集に就こうかとも視野に入れていたので、本屋で平積みされて目立っていた「売れそうな本」の参考としてチョイスした本。

「見かけてサッと手に取った」「平積みされて目立っていた」と述べたように、この本のタイトル・企画の訴求力・マーケティングなどの総合力を自分は売り場と本を一目見た時点で無意識に認めている。内容はそこまで必要としているものではなかったが、このように手に取ってしまう本の魅力(訴え方)や購入者の心理を理解するために有効な本だと思っていた。

※正直に言ってしまえばその程度の動機だったので買って満足して2年も寝かされてしまっているのだが。。

とは言えどんな仕事に就こうにも役立つノウハウや考え方があるんじゃないかと思って読んでみたら、実際仕事だけでなく生活にも役立ちそうな情報や発見がたくさんあった。

しかし、3/4ほど読んでみて結局最後までは読みきれなかった。良くも悪くも著者の人間性が強く表れていてそこが自分とは相性があまり良くなく、充分満足と思える時点で自ら読了とした。

※失礼な人だ嫌な人だとか、そういう悪い印象ではないです。

著者の人間性と相性が良ければ自分にとっての広告バイブルになったかもしれないが、どうだろうか。

自分にとっての読書(苦手)においては、書き手がどんな人間かがあまり強く出ていない方が都合が良いんじゃないかというのが1番の発見だったかもしれない。それはもちろん本のジャンルやターゲットによって違うんだと思うし、この手の本で著者の顔が見えないとただの説明書みたいになってしまうかも。難しいな。

レビューを見る限り心をつかまれた読者の方も多いみたいです。

 

 

TVピープル村上春樹

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1990年に発行された短編小説集。6編ある中で、表題の「TVピープル」ともうひとつの作品を順に計2編を読み終えただけだが、面白い。

言わずと知れたと言って差し支えないであろう村上春樹氏。この方の作品を自分は1作も読んだことがなかった。

この「TVピープル」の文庫本はいわゆる”借りパク”状態になっている本で、借りたのは12〜13年前くらいだと思う。読み始めたのは先週。。持ち主に報告したら呆れて笑うだろうな。

借りた相手は当時好きだった女性。文学部出身で雑誌の編集をしていた生粋の本好きである彼女は村上春樹氏の作品が好きで、読書が苦手な自分でも読めそうなボリュームのもの(1作が短い)を貸してくれたのだと思う。たしか、多分。

 

2編どちらにも共通して感じた魅力は「想像のし易さ(誰にでも描ける身近な景色)」と「想像のし難さ(経験したことがないぶっ飛んだ内容)」のコントラストが強くて面白いにも関わらずその2つの調和がとれている点。

よくわからないことを言われても突き放された感じがしなくて興味をそそられ、脳内にその景色を描こうとさせられる。結局最後までよくわからなくても、「想像のし易さ」の部分のおかげでなんとか最低限の景色を描けるので、脳内に読者なりの作品が成立して、なんだか読み切ったような気にさせられているのかなと感じた。正直理解しきれてはいないけど、充分楽しめた。続きも楽しみだ。

 

感想とは別の話になるが、今のところどの作品も主人公は男で必ず相手の女性がいて、両者の性的な関係を描く話もある。

読みながらふと当時の持ち主に対して「まさか、あの時この本を自分に貸してくれたことに何らかのメッセージが込められていた?」なんてことを十数年越しに勘ぐってみたりして、久々に湧きあがった童貞マインドと妄想が楽しかった。こういうピュアさやロマンチスト志向が未だにコンニチワしてしまうのは独身の良くないところだと思っている。さっさと家庭や子育てに忙殺されてリアリスト(大人)になるべきだった。

 

持ち主と最後に会ったのは10年ほど前。共通の知人の葬式で会って、その時に結婚の報告を聞いた気がする。それ以来連絡をとっていない。

「本を返したい・感想を伝えたい」なんて急に連絡したら面白そうだけど、いい年齢の既婚者への接触は不穏極まりない。

 

自分でネタにして小説でも書こうかな。
これだけじゃ弱いから脚色して転生もさせよう。

 

続くかなぁ、読書。。

 

ナ〆ナナメ(文豪見習い)

【雑記】カラダのメンテナンス

7月から9月にかけて結構仕事に追われてしまって生活が荒れていた。
特に暴飲暴食や不規則な睡眠が悪い習慣として恒常化してしまっていたので、少し仕事が落ち着いた10月は体調やメンタルのメンテナンスに力を入れている。

 

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※これは話と全然関係なく久々に東京駅に行った時の記念写真。

 

もっと短いスパンで生活の状態を見直したり立て直せればいいのだけれど、良い状態か悪い状態かどちらかに猪突猛進してしまう性分なので、今は改善に向けて全力モードになっている。

 

誰にでもあるような不調と常識レベルの対策ばかりだけれど、確実に効果を得られたので備忘録的に記しておこうかと思う。

 

【主な不調】

・熟睡できない。
・太った。
・肌荒れがひどい。

 

【改善策】

■できるだけ0:00前就寝&8時間睡眠

最近、夜更かししても通常通りかやや遅いくらいに起きてしまうので、夜更かし=寝不足が確定してしまう。ダラダラ寝られなくなったのは加齢のせいだろうか。

安定した睡眠時間とリズムの確保は健やかな生活の要だと思うので、体調や生活の不調を察したらまず寝る。よく食べよく寝る。これで大概の不調を改善できる。今回も効果は絶大だ。

寝つきが悪い時期もあったが、最近は夕食をしっかり食べてじっくり入浴すれば100%すんなり寝られて熟睡できる。

 

■週5くらいで湯船に浸かる

夏場はほぼシャワーだけで済ませていたのだけれど、暑くてもちゃんと入浴して血行を促すのが良さそう。急速に肌の調子が良くなってきている。あと、思考が落ち着いて冷静になれている気がする。熟睡できるようになったのも入浴の効果かも。

入浴は基本マストと考えてもいいのかもなぁ。

長年シャワーで済ます派だったので、まだガス代に若干ビビっている。

 

■食事の量(主に米・小麦)を減らす

一度暴食すると、脳なのか胃なのかが次もその量を求めるようになってしまって、自覚なく日々の食事量が増え続けてしまう傾向が自分にはある。

とりあえず腹回りのぜい肉が気になりすぎていたので数日間食事から米を抜いた。

ただ、流石に食生活が激変すると別な不調を招きそうな気もしたので、ご飯の量を半分(0.4合くらい)にしてみた。減らしても特に困らず、今はそれが当たり前の量になっている。

入浴の習慣化による相乗効果もあってか、2週間続けたらだいぶ腹回りがスッキリしてきた。

ちょっと話が逸れるが、身体を鍛えている知人が「空腹時に運動すると筋肉と脂肪が落ちる」と言っていたのを思い出して、空腹の時間を長くとることも若干意識した。つまりは間食を控えめにしただけなのだが、それも効果があったかもしれない。2週間程度でも結構変わるものだなと思った。

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といったようにこれらを2週間意識的に取り組んだらすぐに効果を感じられた。気になっていた不調はおおむね快方に向かい、復調してきた手応えのおかげで気持ちも上向いてきている。

日々こんな丁寧な暮らしを続けられればいいのだろうけど、これはこれで頑張って得た結果なので無理をしているとも言える。ブログを書く時間の優先順位も下げてしまったように、娯楽に割いていた時間を犠牲にもしている。

 

もっと器用にバランス良く日々を過ごせればいいけど、なかなか難しいというかそれはもう諦めてる。あまり難しく考えずに自然に過ごして、悪くなったら改善する。それでいいんじゃないかと。楽観的なのも健康に良さそうだ。

 

年末にかけてまた忙しくなるだろうから、季節の変わり目で体調を崩さないように気をつけたい。

 

ナ〆ナナメ(今日38歳になりました)

【場所】大阪について

先週末、出張で大阪に行ってきた。

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※大阪行ったら毎回食べる551HORAI蓬莱、今回は(も)豚まんと焼売とちまきでお腹いっぱい。なんか最近人気増してる?

 

大阪は、居住地周辺(関東)を除けば一番多く訪れた土地だ。今年は、5月・7月に続いて3回目の訪問となった。通算で見ると岩手への帰省の回数を超えているかもしれない。

 

これは「会社員あるある」な気もしているが、大阪には出張つまり仕事の用事でしか行ったことがない。(あ、高校の修学旅行でUSJ行ったけどノーカンで)
よって、有名な場所をおとずれても、美味しい名物を食べても、それらは接待だったり仕事の延長線上だったりで、プライベートで思い切り大阪を満喫した経験はない。
今回は完全に仕事しかしていない。「どうとんぼり神座」でラーメンを食べて美味しかったが、これも仕事に関わる食事だ。滞在時間は宿泊・移動を除いて12時間くらいだったろうか。
大阪訪問はこんな風に仕事だけで終わることが多いので、行った回数が多い分印象に残っているものこそ多々あれど、「大阪楽しかったなー!」って気分になるような思い出は意外と少ない。

ではプライベートでの旅行先の候補に挙がるかというと、内容はともかく回数は行ってるもんだから何度も行った気になってしまっていて、「あえて」選ぶポジションになってしまっている。そもそも旅行先に都会をあまり選ばないというのもある。

 

ここまで、すごくネガティブで失礼なことばかり言っている気もするが、大阪は好きで出張は毎回楽しい。街に活気を感じるし、ところどころカラフルだし、食べ物が美味しいし、会う人会う人みんな楽しげで……といったように、東京周辺とは違った魅力がたくさんあって刺激的だ。
今回は仕事だけとはいえ3連休初日の心斎橋の空気に触れたせいか、珍しく遊びたいなーって気分になった。

 

来年は一度旅行で大阪に行ってみようかな。

 

ナ〆ナナメ(大阪LOVER)

【音楽】追憶のライラック(2005)

もう何年も聴いていないのにふと思い出した、東京スカパラダイスオーケストラ「追憶のライラック」。

スカパラの名物企画ともいえる「ゲストボーカルシングル」のひとつで"ハナレグミ"をボーカルに招いた珠玉のバラード。2005年リリース。

 

この曲がリリースされた当時の私は21歳の大学生で、まだかろうじてヒットチャートを気にかけて音楽を聴いてた時代だったかと思う。「もう、流行りの歌とか、いいかな……」と通ぶり始めていた痛い時代とも言える。けど実際、あまり流行歌と自分の趣味が合わないということが多くなっていた時期だ。

 

そんな時期とは言え、この曲はヒットチャート云々関係なく、本当に歌詞もメロディも歌もアレンジも演奏も全部素晴らしい曲だと思って、当時iPodのニセモノみたいな中国産mp3プレーヤーでHDDが擦り切れるくらい聴いた。

 

正直スカパラのことはよく知らず、割と激しめな演奏やパフォーマンスをする人達というイメージが強かったので、こういったきちっとしたアンサンブルで聴かせる上品なバラードには大人の色気みたいなものを感じて、そのギャップにやられていたような気もする。

同じくハナレグミもほとんど聴いたことがなかったが、彼の歌の良さは当時より今の方が断然わかる気がする。当時はちょっとクセのある歌い方をする歌手くらいの認識でいたくらいだが、今聴くとすごくリズム感がクールで表現力豊かで、曲の世界に引きずり込む力がある歌声だと思う。何より日本語の歌詞をソウルフルに歌いまわしているのに本来の日本語のイントネーションの破綻を感じさせず、語り掛けられるように言葉が伝わってくるところが凄い。

 

当時、この曲の歌詞に自分を重ねていたような自覚もある。普段音楽を聴くときにあまり歌詞に注目しないんだけど、この曲に関しては歌詞の世界づくりが上手いのか歌い手の届け方が強いのか、どちらもあり得そうだけど、すごく引き込まれて「あれ、これ、俺じゃね?」みたいに、物語に没入して聴いていた。

歌詞の意味を完全には理解していなくて説明もできないんだけど、"自分の身勝手さで終わらせてしまった恋を悔いている"といったような解釈を当時の自分の経験と重ねて、その物語の主人公になったような気分で曲に浸っていた。

当時は今よりももっと純粋で、恋愛が当たり前のように身近にあったからこういうラブソングにもすんなり共感できたけど、今ではそういう流れで曲を好きになるのは難しい。「働けど働けど猶わが生活…」的なものの方がすんなり刺さってしまうかもしれない。寂しい。

 

この曲について調べていたら、先日のフジロックスカパラハナレグミが共演していたらしく、そのライブをきっかけにこの曲を知ったというコメントをYouTubeで見かけた。

その情報がきっかけってわけでもなく急に偶然思い出した曲。不思議だ。いい曲を思い出せて良かった。
スカパラのゲストボーカル曲で好きな曲は他にもたくさんあるけど、なんだかこの曲は特別に感じている。

 

こんな風に、懐かしい曲を思い出したらメモしていこうかな。

 

ナ〆ナナメ(音楽通)

【車】37歳、はじめてのマイカー

初代ラパン!2002年製!ステキ!!!!!

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※我ながら気に入っている写真(ローソンの駐車場で撮った)!!!!!

 

というわけで、知人に車を譲っていただいた。

 

ある日突然知人から「車買い替えるんだけど、今の車もう古すぎて売れないだろうから、欲しい人いたらあげようと思ってて。要る?」と言われて、数時間考えた後「欲しい」と伝えた。


私は高校まで岩手で育ち、大学進学を機に埼玉で一人暮らしを始めた。岩手ではきっと今でも車はマストアイテムだと思うが、埼玉では車がなくても困らないエリアに住んでいたし、車を持たないことは何よりの節約となっていたのもあって、恐らく関東で独身を続ける限り車には無縁の人生なんだろうなと思っていた。

現在も埼玉に住んでいるが正直なところ車は全く必要なく、こんな提案をされなければ恐らくずっと車は持たなかった。必要ないのに「欲しい」と伝えたのは、直感的に「なんか、この話の流れ面白いな(久々に)」とワクワクしたのと、その知人がとても信頼できる人であったから。

 

ちょっと話が逸れるが、少し前に別の友人から「歳を重ねると、これまで選択してこなかったものへ好奇心や魅力を感じるようになる」というような話を聞いた。今まさにそれに近いものを感じていて、これまでどちらかというと拒み気味ともいえた、結婚・育児・マイホームなどの大衆側ルートを歩んで(目指して生)きていたら今どんな自分になってただろうな……。と想像するのが楽しい。そんな想像をしていると、これまでのようにそれらを拒むでもなく、むしろ好奇心の対象となり始めている。

車の所有についてもまさにそんな中のひとつで、前述のラインナップと比べると敷居が低いし、しかも今回の話はタダで舞い込んできた。乗らない手はないっしょ(車だけに)。

 

というわけで、ゲーム感覚で言うと「車を所有している自分」という実績を解除した。これまでは必要なかったけれど、所有することでこれから必要性を知るかもしれない。ライフスタイルは確実に変わると思う。この車で嫁を見つけ、この車で子を送迎し、この車をマイホームの車庫に停める日もそう遠くない……?

・・・所有初日のたかぶりをご容赦いただきたい。
そんなことより温泉に行ったり新鮮な魚を食べに海の方に行ったりしたい。

こんな風に妄想に高揚したり、初めての給油の額や任意保険の額を見て冷静になったりと、かなり情緒不安定だ。久しぶりにバカやらかした感じがして楽しい。

 

明日も安全運転でがんばりましょう。

 

ナ〆ナナメ(ドライバー)