人生初の禁煙チャレンジは約9ヶ月で失敗に終わった。この惨めな敗者の記録がこれからの禁煙チャレンジャーの参考になったり、喫煙と無縁な人の暇つぶしになることを願おう。
【筆者の喫煙ステータス】
・喫煙歴:18年(だいたい)
・喫煙量:2〜3日で1箱(割とライト?)
【禁煙したきっかけ】
・昨年6月、マッチングアプリ(婚活)を真剣にやってみようとした時に、喫煙者は不利だったのでプロフィールに「タバコ:吸わない」と書くため。
・同時期にそこそこの値段のギターを買ったため、当時節約と節税モチベが高かった。
【失敗の経緯】
先月10日間の渡米で同行したメンバーの中に喫煙者がいて、一緒に吸いたくなって復帰。※もちろんその人のせいだなんて思ってはいない。
喫煙を肯定するわけでも復煙を美談にするつもりもないが、喫煙をきっかけにその人や現地の喫煙者とのコミュニケーションが弾んだのは良かった。
帰国後は禁煙を再開するつもりで数日は吸わずにいたが、やはり依存状態になってしまっていたようで、例えば映画やドラマで喫煙シーンを見るととても魅力的に感じるようになり、ついに一昨日1箱(14本)購入してしまった。
【敗因・反省】
・禁煙を始める動機となったマッチングアプリは現在やっておらず、凄く金に困っているという事もないので、復煙後の今は禁煙を選択する理由を見失っている。むしろ吸った方が良いくらいに思ってしまっている。
とは言え挑戦に挫折してしまったことは反省すべき点であるので、喫煙という行為が自分にとって罪深いものだという意思を強く持って、吸わない選択をするべきだったと反省している(罪深いと意識しすぎなかったからカジュアルに禁煙を始められた気もしないでもない)。
【禁煙してみて良かった事】
・手持ちのタバコが切れることへの心配が無くなった。
・外出先で吸わなくても平気なのはかなり楽。
・会食時などに気を遣わなくて(遣わせなくて)良い。
・ニコチンに依存している状態とそうではなくなった状態の違いがわかるようになった。
・多分9ヶ月で10万円くらい節税できた。
【イマイチだった事】
・楽しみをひとつ失った。
・タバコをやめても結局お菓子をたくさん食べるようになったり無意識に何かしらで埋め合わせようとしてしまって、期待したほどの節約にはつながらなかった(節税にはなったが)。
【今後思う事】
・0か100かで無くても良いかなと今は思っている。惰性で吸いすぎるような状態にならないよう意識してうまく付き合いたい。しばらくは。
・「外出時に携帯しない」「玄関付近でしか吸わない」といったルールを設ける事で吸いすぎを抑制する。
・禁煙スタート直後は特に辛く感じることも無く、薬に頼る必要も無かったので、今後何か大きなきっかけがあったり、抑制してくれるパートナーなりができたら完全にやめることもできなくはないと思う(が果たして……)
【最後に意気込みを】
またそう遠くない日に再チャレンジしようと思っている。次は12ヶ月達成して、ご褒美の一服を味わおうと思う。
ナ〆ナナメ(愛煙家)